この画像は全て、お客様として来てくださった向井様のご提供です。この場をお借りいたしまして、御礼申し上げます。ありがとうございました。m（_ _)m松本
普段、クラシックの演奏が中心のシカでJAZZライブは新鮮だったようです。
当日、谷口さんの喉の調子が悪く、いつもの声よりも出る音域が低くハスキーでした。渋い声ですが、しゃべり難そうでした。
でも、いつもの愉しいダジャレも織り交ぜながらの愉しいトークはいつも通りでした。
「枯葉」から軽快に始まりました。
演奏は喉の調子とは関係なく、テクニカルで優雅なアドリブ、演奏が繰り広げられました。
ピアノの袴塚さんのアドリブは、人柄を表した様な優しく軽快に演奏され、ベースのジャンボさんは楽しそうにアドリブを。
そこから谷口さんとドラムの山下さんとの８バース→４バース→テーマに戻りました。
山下さんのドラムにはいつも関心させられるのですが、クラリネットを邪魔する事なく、テンポをキープしながら、アドリブしやすい叩き方をされます。
でも、出る所はとても激しくアドリブをされる事もあります。
ドラムの軽快なリズムにのって、外は寒かったですが、ひと時南国のホットな雰囲気を感じられる演奏です。
谷口さんのホットなアドリブの後には、陽気だけど気だるいような袴塚さんのピアノソロが対比していて面白かったです。
３曲目はバラードの「星に願いを」で、きれいなピアノイントロから入り、クラリネットのテーマへ。
引継ぎうっとりするようなピアノのアドリブへ。何だか高級ラウンジの演奏を聞いているようでした。（言った事はありませんが、テレビ等で見ている雰囲気で）
そして、クラリネットに戻ってきてエンディング。
最後の伸ばしでピアノの袴塚さんが「ミッキーマウスマーチ」をモチーフに演奏されていました。
別の曲のモチーフを持ってくるなんて、オシャレですよね！！
アレンジでテーマを吹いてるだけでも、いきなり急ブレーキが掛かったように遅くなってみたり、トリッキーな演奏で楽しめました。
ソロが変わると、またそれぞれの変わったテンポになり、聞いててもスリリングで聴き応えがありました。
会場の雰囲気がヨーロッパ調なのでそれに合わせて、クラシックをモチーフにした曲「バッハのメヌエット」をポップス風にアレンジして、何か、「爽やかな風」みたいな演奏でした。
テーマをクラリネットが吹いて、アドリブをピアノが。そのアドリブが、とても雰囲気に合っていて、流石！と言っては失礼になりますが、テーマの続きにそのアドリブがつながっていても違和感がありませんでした。
ただただ感心するばかりです。
クラシックをジャズ風に「主よ人の望みの喜びよ」を早い6/8拍子（たぶん）のテンポで演奏、まるっきり雰囲気が変わりました。
テーマを聞けば「聞いた事あるな〜」何ですけども、途中からアドリブになり何の曲なのか分からない変わった演奏でした。
こんなやり方もあるのか〜！！って言う感じで勉強になりました。
